まだ夏を楽しめていない人は、ここに行くべき。
私はというと、この人生であと何回夏を満喫できるのかいささか不安になり、重い腰を上げ、8月下旬に奈良県天川村にある、てんかわ天和の里へ出掛けてきました。
お仕事の男同僚3人でのプチ旅行でしたが、20代若人たちのテンションに負けないよう、半袖半ズボンで出掛けてきましたよ。
廃校探検やBBQ、川遊びが楽しめる、そんなところ。
そんなある一日を記事にしてみましたので、興味のある人は一度行ったほうがいいです。
一言で言うと、「最&高Death」
目次
てんかわ天和の里にある木造の廃校
レンタカーで大阪・天王寺で待ち合わせをし、スーパーやお肉屋さんに立ち寄りながら、約3時間。
車のBGMはTUBEやClass(ボクの趣味でごめんね)。
都会の喧騒から、少しずつ緑豊かな町へと変貌していきます。
そこは奈良県吉野郡天川村にある「てんかわ天和の里」という桃源郷がそこにはありました。
天川西小学校|廃校を探検してみた
運動場が駐車場になっており、そこに佇むのは木造の小学校(廃校)。
過疎化により、廃校になった小学校を生まれ変わらせてくれました。
足を踏み入れた途端、ぼくらの後ろから小学生が走り抜けていくような、業間休みに聞いた同級生の声が聞こえるような、そんなノスタルジックな雰囲気に卒倒しそうになる。
少しホラーな要素を漂わせながら、どこか懐かしいような、感慨深い想いに浸らせてくれます。
教室ごとに楽しませてくれる
自分が通っていた小学校は、1学年に4クラスあるため、学年ごとに階が違いました。
しかしこの学校は隣のクラスが1学年違う教室になっています。
それほど生徒が少なく、分け隔てなく接することができる環境でした。
理科室の人体模型
学校の七不思議でも噂されていました、小学校のアイドル「人体模型」様です。
こんなに寝そべっている人体模型は初めて見ました。
普通?は棚の中で立っているものだと思っていましたが。。
これは夜中に動き出しますね。
廃校になる前に卒業できなかった生徒
この小学校で学んでいたのに、過疎化により廃校が決まり、卒業ができなかったのでしょうか。
この彫刻がそのような想像を膨らませます。
「卒業したかったぞ」と彫られている。
この生徒はどんな気持ちだったんでしょう。
悔しかったんでしょうか。。
講堂にあるベンチが旅立ちのスタートライン
講堂へ移動するとそこには一つのベンチと一つのピアノがありました。
卒業式は生徒たったの2人でやったのでしょうか。
そのピアノで校歌を歌ったのでしょうか。
色んな想像ができます。
図書室には懐かしき本がズラリ
唯一の畳の部屋!
夏ということもあり、その雰囲気と匂いのせいもあり、畳に恋してしまいました。
そしてこそには、懐かしき本がズラッと立ち並ぶ。
「少し仮眠をとろうか。」
そんな冗談を発しながら、「みんなが同意してくれるなら寝られる」という淡い期待を抱きながら、その空間を満喫していました。
川を見ながらのバーベキューは最高の調味料
本来の趣旨でもあったバーベキューが、最早ついでになっていました。
そのくらい廃校に対する思いが強かったんだと思います。
暑くなったら川遊びもできる
川はけっこう深いので気を付けてください。
しかもすべるすべる。
でもただただ、楽しい。
絶対に小さいお子さんは入らせないように!!!
川の流れが激しいときは、海とは違い流されますよ!
まとめ
この空間は、小学校を卒業してから20年以上経った今だから感じる、愛しさと切なさと心強さでした。
小学生の自分の子どもを連れて行っても、懐かしさは感じられないため、もしかしたら退屈に思うかもしれないな。
ただ木造の小学校なんて、そうそうお目にかかれないため、小学生でもきっと楽しめます。
来年、もう一度行きたいな。そんな風に思わせてくれる空間でした。