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金持ちになっても幸せにはなれない|幸せを作り出す3つの幸福実用書|樺沢紫苑

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僕がこの本を手にした理由は、当然ながら「幸せになりたい」という漠然とした願望があったからです。

しかし「幸せ」って一体どういうことなのでしょう?

「あなたはどうなったら幸せですか?」と聞かれたら何と答えますか?

  • 億万長者になったとき?
  • 仕事で成功したとき?
  • 好きな人と付き合えたとき?

 

幸せという感情は、人それぞれ感じる場面や度合いが違います。

一日の中で何回も感じている人もいれば、上記のように目標を達成したときに感じる人もいます。

つまるところ、「幸せ」というのはあまりにも漠然とした表現であり、明確に答えられる人は少ないのではないでしょうか。

今回は「幸せ」について樺沢紫苑さんの「The Three HAPPINESS 精神科医が見つけた3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法」を医学的視点で紐解いていきたいと思います。


 

著者:樺沢 紫苑(かばさわ しおん)

樺沢紫苑さんは精神科医でありながら、下記の通り多くの本を執筆され幅広く活躍をされています。

樺沢紫苑の作品

  • 本書:The Three HAPPINESS|2021年3月16日
  • 精神科医が教えるストレスフリー超大全|2020年7月2日
  • 精神科医が教える病気を治す 感情コンロトール術|2021年4月18日
  • いい緊張は能力を2倍にする|2018年6月1日
  • 学びを結果に変えるアウトプット大全|2018年8月3日
  • 学び効率が最大化するインプット大全|2019年8月3日
  • 読んだら忘れない読書術|2015年4月22日
  • 脳を最適化すれば能力は2倍になる|2017年1月27日

上記は一部であり、他にも著書はあります。

本書自体、自分にとってはタメになる内容でしたので、他の作品も読んでみたいと思います。

 

YouTubeが結構おもしろい

さらに、精神科医で文筆家でありながら、その活動の傍らで動画配信までされており、非常に活発な活動をされています。

僕自身もチャンネル登録をしている一人なのですが、視聴者の質問に丁寧に回答し分かりやすく解説してくれます。

【基礎】幸せの三段重理論とは?

本書では、幸せを感じたときに分泌される脳内物質を「3つの幸福」と捉え紹介してくれています。

その3つの幸福について解説していきます。

メモ

  • ドーパミン=「成功」「達成」
  • オキシトシン=「つながりによる安心感」
  • セロトニン=「さわやか」「リラックス」

この3つの脳内物質の名称は、テレビや本などで耳にしたことはあるかと思います。個人的に一番聞き覚えのある物質は「ドーパミン」でした。

ドーパミンとは?

ドーパミン=「成功」「達成」

仕事の中で起こることだと、「任されていた仕事が成功した」「今月の売り上げ目標を達成した」「昇進・昇給した」などが挙げられます。

ゲームをしているときだと、「強い敵に勝てた」「昨日よりも高得点を出せた」などでしょうか。

ドーパミン的幸福とは、一言で言うと「成功」の幸福です。

このように何かを成し遂げたとき、脳が興奮し高揚感が伴います。

ドーパミン的幸福
成功 お金・財産・富
仕事での成功(昇進・昇給)
地位・名誉・社会的成功
やる気 目標設定・目標達成・自己成長
意欲・やる気・モチベーション
報酬・ご褒美
学習 学び・自己成長
承認 褒められる・認められる
フォロワー・いいねが増える
快楽物質 物欲・金銭欲・名誉欲
食欲・性欲
楽しい・遊び・娯楽・趣味

ただ注意しないといけないことは、ドーパミンは「もっともっと」の物質であること。

ドーパミンが暴走すると依存症になるということです。

依存症になるということは?

前述したようにドーパミンは成功・達成したときに分泌されます。

日常的なことで例えると、仕事疲れて帰宅した際に、缶ビールや缶チューハイなどのお酒を飲むときもドーパミン的幸福になります。

これが習慣になってしまうと、ご想像どおり。いわゆる「アルコール依存症」になります。

お酒だけではなく、「買い物依存症」「ギャンブル依存症」「スマホ依存症」など様々です。

ドーパミンの暴走
物質依存 アルコール・ニコチン・カフェイン
行動依存 ギャンブル・買い物・ゲーム・スマホ・ネット
人間関係依存 異性・恋愛・親子・共依存

ドーパミンは手軽に入る「快楽」でも得ることができるため、依存症になりやすいのです。

それを防ぐ方法は後述します。

 

オキシトシンとは?

オキシトシン=「つながりによる安心感」

オキシトシンは他社との交流、関係によって生まれる幸福すべてを指します。

つまり、誰かといて「楽しい」「うれしい」「安らぐ」などです。

オキシトシン的幸福を感じるためには相手が必要不可欠です。

その相手は、夫婦、恋人の恋愛関係の他、親子、兄弟の家族関係。友情やペット(動物)に対してもオキシトシンが分泌されます。

逆にオキシトシンが分泌されない状態、いわゆる「孤立」「孤独」に陥っている場合、健康を壊すことになります。

職場のストレスの9割は人間関係と言われているほど、仕事内容よりも他人に対してストレスを抱え込む人が多いのです。

セロトニンとは?

セロトニン=「さわやか」「リラックス」

つまり「健康の状態」であることの幸福です。

実はこのセロトニン的幸福は、普段から誰もが感じている幸福にもかかわらず、軽視しがちであり気が付かれてもいません。

例えば出勤時に「青空がきれい」なのに、幸せと捉えていない。出勤時に天気が良ければ気持ちいい気分になると思いますが、ほとんど重要視されていないのです。

この「健康であることの幸福」は、当たり前になりすぎて幸福を感じることすらできなくなっているのです。

社会人全員に言えることは、健康であることありきのドーパミン的幸福(成功・達成)なのにもかかわらず、ドーパミン的思考の人が多いため、少しのことで一喜一憂し疲れてしまうのではないかと思います。


 

幸せの三段重理論:幸福には優先順位がある

この優先順位を知ったとき、目から鱗だったと同時に、「確かに。そりゃ当然だ」と思いました。

幸福になるための優先順位

  1. セロトニン(健康)
  2. オキシトシン(つながり)
  3. ドーパミン(成功・達成)

この順番になります。

これは今だから理解される順番であり、3年前だと理解されていなかったかもしれません。

バブル崩壊でドーパミン的幸福を失い、東日本大震災でオキシトシン的幸福(つながり)を知り、このコロナ禍でセロトニン的幸福(健康)の大切さを知ったからです。

 

幸せになるには土台が重要

一番重要な土台となるのは「セロトニン(健康)」です。

つまり健康でないと「オキシトシン」によるつながりも、「ドーパミン」による成功は得られないということです。

裏を返すと、オキシトシンやドーパミンによって幸福を得られたとしても、セロトニンを疎かにした結果、病気やケガでその幸福は奪われてしまいます。

3つの幸福のバランス

図のように頭でっかちなドーパミン的幸福を得ようとしても、セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福のバランスが悪いと崩れてしまいます。

3つの幸福のバランス

まずは土台であるセロトニン的幸福(健康)を大事にし、オキシトシン的幸福(つながり)⇒ドーパミン的幸福(成功・お金)の順に積み上げていきましょう。

 

セロトニン的幸福を手に入れる7つの方法

ではセロトニン的幸福を得られる方法を解説していきます。

セロトニン的幸福を得られる7つの方法

  1. 朝散歩を起床後1時間以内に15~30分行う
  2. スマホを見ずに、そこにある幸福に気づく
  3. バランスのよい食事、禁煙、禁酒による予防
  4. 過去や未来ではなく、今にフォーカスする
  5. 自分の体調に気づくための自己洞察力を高める
  6. 3行ポジティブ日記を書く
  7. 「オン」と「オフ」の収支を合わせる、緩急をつける

①朝散歩を起床後1時間以内に15~30分行う

朝日を浴びること、リズム運動の両方を兼ね備えており、セロトニン神経が活性化されます。それにより、最高に爽やかな1日をスタートできます。

また朝日を浴びるために早起きができたとしても、夜更かしして睡眠不足になっていると本末転倒です。

できれば7時間以上の睡眠がとれるよう、調整してください。

 

②スマホを見ずに、そこにある幸福に気づく

ながらスマホをして歩いている人をよく見かけます。とは言っても自分もやるときはあるのですが…

「そこにある幸福」とは外に出たとき青空が広がっていて「気持ちいい!」と気が付けることです。

つまり「小さな幸福」に気が付けていない人は、「大きな幸福」にも気が付けていないのです。

「小さな幸福」に気が付けるようになるだけで、素晴らしい世界に見えるはずです。

 

③バランスのよい食事、禁煙、禁酒による予防

不健康な生活はセロトニン的幸福を失います。

当然のことのようですが、できていない人の方が多いと思います。

時間がないからと言って、食事をコンビニで済ませていませんか?健康にもよくないし、何より高い。

病気になってからでは遅いのです。

病気を治すより、病気を予防するほうが簡単なのです。

 

④過去や未来ではなく、今にフォーカスする

過去を考えると後悔しますし、未来を想像して不安になることありますよね。僕自身も後悔ばかりです。

過去と未来にとらわれて、「今」を見失っていませんか。

「今が楽しい」という感覚を持つことが重要であり、過去は変えられず、未来をつくるのは紛れもなく今の自分です。

今を楽しくすることに、こだわってみてはどうでしょうか。

 

⑤自分の体調に気づくための自己洞察力を高める

自分の体調の変化に気が付けていますか。その小さな変化が大きな病になるかもしれません。

このように、少しの変化に気が付ける自己洞察力が重要です。

自己洞察力を高める方法として、著者の樺沢紫苑さんは「1分間の起床瞑想」がおすすめとあります。

瞑想することで、「健康チェック」と「1日のイメージトレーニング」ができ一石二鳥な健康習慣になります。

どんなに忙しい人であっても、1分間の時間がとれないなんてことはないでしょう。

実は僕自身も以前から3分間瞑想をしています。

起床してから身支度をする前に、座禅を組んで3分間瞑想、雑念が取り払われすごくすっきりした気分で出勤できますのでおすすめです。

 

⑥3行ポジティブ日記を書く

一日の中で楽しかったことを、箇条書きにして3つ書く日記です。

それを寝る前15分以内、できれば寝る直前に「今日あった楽しい出来事」を3つ書くだけです。

長く書く必要はなく、項目を1行ずつ書くだけ。

この3行ポジティブ日記を書くことで、「幸せ収集能力」を高めることができ、幸福度がアップします。

これは科学的にも証明されており、アメリカ心理学者のポジティブ心理学の創設者「マーティン・セリグマン博士」が提唱しており、被験者に3つのよいことを書いてもらうという実験を6か月行い観察しました。

すると、幸福度がアップした上に、うつ病スコアは下がったという結果になりました。

誰に見せるわけでもありません、難しく書く必要はないので僕と一緒に試してみましょう。

 

⑦「オン」と「オフ」の収支を合わせる、緩急をつける

日本人は忙しい。

忙しいゆえに「オン」と「オフ」の切り替えが下手くそです。

しかもせっかくのオフにもかかわらず、休んでいることに罪悪感を感じてしまう…。

アメリカのサラリーマンは、昼は日本人同様バリバリ働きますが、夕方5時には全員帰社します。このメリハリが重要なのです。

ちなみに5時に帰って何をしているかというと、家族との食事を楽しんでいるのだそうです。

セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福の両方が得られ一石二鳥です。

オフの使い方は人それぞれであり、家の中でスマホを見ながらダラダラ過ごすこともOKですが、山や川など自然の中で過ごすようにすると、ストレスが大幅に軽減されます。

フィンランドの研究では、1ヵ月に5時間以上自然の中で過ごすと、ストレス軽減、脳の活性化、記憶力、創造力、集中力、計画性がアップするのだそうです。

ちゃんと休むときは休みましょ。

 

ドーパミン的幸福をコントロールする方法

ドーパミン的幸福=(成功・達成・お金)になりますが、ドーパミンは「もっともっと」の物質です。

宝くじを当てても、年収がアップしても、一時的に幸福は味わえますが、その幸福は劣化します。

このような幸福度は継続せず「もっともっと」と貪欲になってしまう、いわゆる「依存症」です。

また日常的なことでいうと、「アルコール依存症」や「買い物依存症」「スマホ依存症」などがあげられます。

ドーパミンの暴走
物質依存 アルコール・ニコチン・カフェイン
行動依存 ギャンブル・買い物・ゲーム・スマホ・ネット
人間関係依存 異性・恋愛・親子・共依存

 

アルコール依存症

「1缶だけ」と飲んでも「あともう1缶、もう1缶」と「もっともっと」と依存していきます。

こういう人は飲酒量を制限しましょう。

例えばネットショッピングで箱買いしてしまう人は、自宅に大量のお酒が保管されるため、ついつい手が伸びてしまいがちになります。

「1日2缶まで」と決め、2缶しか買わない、お酒と一緒に水を飲む。

このような自分だけのルールを決めてしまいましょう。

 

買い物依存症

買い物依存の人は、物を買うことでストレスを吐き出しています。

つまり「物を買う」ことが目的であり、買った瞬間に目的を達成してしまうため、途端に次の物が欲しくなります。

その商品が本当に必要かどうか一度考えてみてください。

また、買うのであれば持っている物を一つ捨てましょう。物で溢れている部屋は、よりストレスを溜め込む原因となります。

 

 

まとめ:本書を読み終えて

こちらの本は300ページを超える超大作になっており、図解を入れながら分かりやすく解説されています。

著者の樺沢紫苑さんは「本書は幸福論ではなく、誰でも実践できる方法を集めた幸福の実用書」と論じております。

あまりにも強く出ているなと感じましたが、本書を読み続けるうえで、確かに実用書ではあります。

その方法も分かりやすく表現されています。

著者が精神科医でもあるため説得力も増しており、これを実用すれば幸せを感じられるかと思います。

自分自身も実践してみて効果があったものを、またブログでご紹介できたらと思います。


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  • この記事を書いた人

ゆるめ

サラリーマンとして勤務し早12年。 世で働く方向けに有益な情報を発信したいと考え、当ブログを立ち上げる。ONとOFFを切り分けることで「楽しく生きる」をテーマに解説していくいわゆる30代男性向けのブログ。 娘とレモンサワーとラーメンと朝焼けをこよなく愛するサラリーマンブロガー。

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